珍しい名前ってのは実用的です
名前で人違いされないから。
柳生、てのも相当珍しいんですが、
小学校の頃、さらに輪をかけて珍しい名前の女の子がいたんですね。
今日バイト帰りに地元のスーパーで買い物し、
レジに並んで何気なくレジ係の店員さんの名札見たら
まさにその子の名前があったんです!
苗字だけでもかなりの珍名さんな上に、
下の名前もイニシャルが合ってて、
100パー彼女なんです。
実は彼女、小学生当時は器量が良くない上に天然パーマ。
かなり異彩を放っていたんです
残酷な子供のこと、その子が来ると
「逃げろ~!」
なんつってまあ、いじめてた訳です
声、かけらんねー。。。
ぶっちゃけその子、髪のインパクトが強くて
顔思い出せない。
しかも今はもう天パじゃなくなったか、
ストレートパーマあてるかして普通の髪だったんですね
だから顔見ても「あー!」ってなんない
名前で絶対彼女ってことはわかるんだけど。
僕の知らないところで知らない時間を生きてきた彼女。
考えりゃほとんどの人がそうなんだけど
ちいさな接点がある分、なんか不思議な気分でした。
「1956円です」
「カードで」
「一回でよろしいですか?」
「はい」
それが彼女と交わした会話の全てです。
あのときはごめん、とか言えばよかったかなあ
柳生がそのとき勇気をだして
「○○だよね?元気そうだね!」
と声をかけて
「久しぶり!」と彼女が返せば
昔のことは彼女の中で
彼女のその後の経験の中で
きちんと正しく整理されたと確信できるね。
でも睨み返されたら・・・
やっぱりいじめはかなりの罪です。
その人ひとりの人生が華やかで楽しいものになるか
暗くジメジメしたものになるか・・・。
本人のこころの持ち方次第ではありますが
少しでもいじめた思い出がある人は
相手がトラウマから脱却できようができまいが
深く深く反省しましょう。
それが彼女へのせめてもの償いになるから。
正直、相手がどんなキモチなのか、全然わかんない、
からとりあえず、次は話しかけてみようかと思います
気まずくなっても、それはそれ!