残像に口紅を

「そうだ。果物の汁、なんてものは、できないか」

ドラマ出すぎ作家、筒井康隆の
奇書『残像に口紅を』の一節から。
『幽々白書』でもこんなゲームがあったけど、
間違いなくこれが元ネタです

主人公の使える言葉、そして小説を構成する文字のなかから
使える文字が、一つずつ消えてゆく。
上の文だと、「ジュース」って言いたいんだけど
「ス」が消えてるから言えない。

最後のほうになると使える文字が限られてきて、
苦しい言い回しも多くなっていくのだけど
それでも物語としては破綻せず、きちんと完結しているあたり
さすが筒井康隆。 ドラマ出すぎだけど

言葉というものの意味を考えさせられる、
歴史に残る変な本。

普通の本じゃ満足できない、刺激を求めるあなたにオススメ!

(フランス語できる人はジョルジュ・ペレックの『失踪』もチェケラ
なんと、欧文で最も頻繁に使われるはずのあの文字が「失踪」しています)

「残像に口紅を」への4件の返信

  1. ほぇ~おもしろそだぁねぇ~
    是非読みたいわ
    最初筒井康隆が『幽々白書』パクッたのかと思って
    びびったよ
    トップ画像変わってたので釣られてきてしまった・・・チッ

  2. 文章があいまいだったわね、、すまん

    まあ筒井康隆もいろんなとこからパクってるらしいかんね
    パクるというか、着想を得てるというか

            ‥ドラマ出過ぎのくせに(ぼそっ)

  3. うん、ぜひ読んで!
    主人公が「言葉の曲芸にすぎない」みたいなこと言ってて、
    ほんと曲芸なんだけど、それだけじゃない。

    読んだあとの余韻が心地良い作品です

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