『算盤が恋を語る話』

October 6th, 2007

算盤が恋を語る話 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

算盤が恋を語る話 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

図書館でいろいろ本借りて読んでるんですが、
やっぱり最初に読みきっちゃうのはミステリィですね
今回は推理乱歩の短編集。

二転三転するストーリィはさすが乱歩!
推理小説の醍醐味を正攻法で味わわせてくれる傑作です

中でも好きなのは、「恐ろしき錯誤」
ある男が妻を殺した犯人に復讐するんだけど、
そこにはある勘違いがあって‥‥

あ!
今ストーリィを想像したあなた!!
そういう話じゃないんですよ

乱歩はちゃんと、その上を行ってるんで
安心して読んでみてください。


著作権の関係で載せられないけど、
昭和な挿絵もかなりいい味でてますよ!
そこも要チェックの方向で

.

どこかでなくしたあいつ

September 15th, 2007

ちかごろ遺伝子ブームです。
遺伝子がらみの本ばっか借りて読んでます

そおいえば高校のときも、
受験で全く必要ない教科のなかで、「生物」だけは
最後までちゃんと出てたなあ


アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください。


この人のフィクションは読んだことあるけど、
こういうのも書くんだ?!
動物/人間の行動と遺伝子の関係、
遺伝子学の歴史・現在・未来など。

・小説家だから文自体読みやすい

・客観的事実のみを伝えようとしている姿勢は
研究者そのもの。好感もてます

・連載をまとめたものだから章ごとに
テーマが精査されてる。飽きずに読みきれます


アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください。


冗長な論文。展開があんまりないし、
ほとんど同じことばっか言ってる

でも内容は興味深かったです。

・ガンはウィルス性の病気。(知ってた?
でも、遺伝的な要因もあると言われています)
エイズはそれの感染力が強いもの。

・エイズウィルスは自然には発生し得ない構造。
つまり、人工的に作られてしまったもの

こっからはマユツバな話ですが、
著者が言うには
最初にエイズウィルスが広まったのはゲイの間でのことなんだけど、
それは研究機関の実験によって
直接投与された。

なぜゲイが選ばれたのか、というと
社会的な異端だから、
バレても世論にたたかれる心配がないため。



とりあえず、遺伝子ってまだ解明されてない分野だから
みんなけっこう好き勝手言えるんですね、
信憑性のあるデータ持ち出して。

そんな、ほんとかよ~‥でももしかしたら。。
って感じ、大好き

いつか、解明されてないもの、が
この世から一つもなくなったら、
この贅沢さは味わえませんからね

チルチルとミチル

August 30th, 2007

青い鳥 (新潮文庫 メ-3-1)

青い鳥 (新潮文庫 メ-3-1)

夜 「いいや、ここにはいろんなものが少しずつ入れてあるんだよ。
仕事のない「星」だの、わたし自身の「かおり」だの、
わたしについている光りもの。例えば「鬼火」だの、「ホタル」だの、
「光り虫」だの。それから「夜露」だの、「ナイチンゲールの歌」だの、
いろいろ入れてあるんだよ。」

メーテルリンク『青い鳥』新潮文庫

名作おとぎ話の、フルバージョン。
この話ってちゃんと読んだことなかったけど、
いろんなエピソードあったんすね!

チルチルとミチルという兄妹の、青い鳥をめぐる冒険。
彼らが行った思い出の国、夜の御殿、幸福の花園、未来の王国を
あなたは覚えてますか?

成人男性には設定がかなりシュールなんですが、
なかなか考えさせられちゃう話です。

なかなか考えさせられちゃう、とか言っちゃうとこが、
大人んなっちゃったな‥、俺