KOキティーと枕草子

December 2nd, 2005

97cf2612.jpg慶應大学の図書館行ってきました
例のごとく食堂しばいてこようと思ってたのですが、
時間がなく断念。。

写真は大学オリジナルのキティーちゃん
なぜかラガーマン。
慶應なのに肉体派です
慶應レポートは以上。



ところで、卒論で調べてたんすけど
ウェブページ全部を保存しとくという計画が
世界的に進んでいるそうな。
2003年のユネスコ会議で
そうゆう宣言が採択されたそうです

内容を簡単に言うと

「ウェブページも貴重な文化遺産だから
本や美術品と同じように
しっかり後世に残そうよ」

て感じみたいです

保存する方法とか、
著作権とか
表現の自由とか

問題山積でいつ実現するかわからない計画だけど、
保存するとしたらこんなブログでも保存されるんでしょうか

考えたら
清少納言の『枕草子』やら
吉田兼好の『従然草』やら
誰か忘れたけど『更級日記』やらも

もともと私的(?)な日記だったんだもんねえ

いつかこんなブログを読んで、
21世紀初頭の人々の生活をうかがい知る人が現れるのか


「貴重な文化遺産」
なんて言われると
ちょっと気合い入ります

Nothing, but I am afraid.

November 30th, 2005

d62be1b8.jpg「なにもなかった、
しかし私は恐れていた」
    モーパッサン『オルラ』

原題は”Le Horla”で
もちろんフランス文学なのですが、
ややこしい講義をとっているので写真は英語訳のものです


主人公は、なにかが部屋にいるという観念を抱き
その「なにか」におびえるようになります

この小説では主人公のおびえや苦しみ、
そして「なにか」をあばこうとする彼の戦いだけしか
描かれていないのですが、
実はこの物語に隠された裏のストーリーに、
読者は巧妙に導かれているのです


「なにか」はほんとうに存在するのか?

全てが主人公の妄想なのではないか?


主人公の妄想か、
あるいは
主人公にしか気付かない「なにか」があるのか、

二つの可能性のあいだを揺らぎながらも
物語は破滅的なクライマックスへ向かっていきます


これ以降、作者モーパッサンは
じっさいに精神に支障をきたし、
自殺未遂まで企てることになる(翌年衰弱死)という
いわくつきの作品。

20ページくらいの短いものなんで
ぜひ一度つまんでみてください!!