「そうだ。果物の汁、なんてものは、できないか」
ドラマ出すぎ作家、筒井康隆の
奇書『残像に口紅を』の一節から。
『幽々白書』でもこんなゲームがあったけど、
間違いなくこれが元ネタです
主人公の使える言葉、そして小説を構成する文字のなかから
使える文字が、一つずつ消えてゆく。
上の文だと、「ジュース」って言いたいんだけど
「ス」が消えてるから言えない。
最後のほうになると使える文字が限られてきて、
苦しい言い回しも多くなっていくのだけど
それでも物語としては破綻せず、きちんと完結しているあたり
さすが筒井康隆。 ドラマ出すぎだけど
言葉というものの意味を考えさせられる、
歴史に残る変な本。
普通の本じゃ満足できない、刺激を求めるあなたにオススメ!
(フランス語できる人はジョルジュ・ペレックの『失踪』もチェケラ
なんと、欧文で最も頻繁に使われるはずのあの文字が「失踪」しています)
ほぇ~おもしろそだぁねぇ~
是非読みたいわ
最初筒井康隆が『幽々白書』パクッたのかと思って
びびったよ
トップ画像変わってたので釣られてきてしまった・・・チッ
文章があいまいだったわね、、すまん
まあ筒井康隆もいろんなとこからパクってるらしいかんね
パクるというか、着想を得てるというか
‥ドラマ出過ぎのくせに(ぼそっ)
おもしろそー!!!
今度ぜひ読みます。
うん、ぜひ読んで!
主人公が「言葉の曲芸にすぎない」みたいなこと言ってて、
ほんと曲芸なんだけど、それだけじゃない。
読んだあとの余韻が心地良い作品です